さて、1-9「夜の高知駅」で、午後9時すぎに高知駅についてしまった手結(てい)さんは、その後どうなったのでしょうか。
「まぁ、何とかなるだろう」と、ちょっと軽く考えていた手結さんでしたが、実は、それが、何とかなってしまったのでした。
 駅前にならんでいたタクシーに乗って事情を話した彼のその夜、いやこの後の行方は、何とも人のいいとしか言いようがない、
このタクシーの運転手さんの、奇特なサービス精神にかかっていました。
 「お客さん、高知の宿はよさこいの季節以外は、いつでもかまん(OKの意)。そんならアタシはちょうど、これで上がりじゃけ、
一緒に飲みに行きましょう。まぁ、あんまりたいしたところは知りませんけんど、せっかく高知に来てくれて、”高知が好きじゃけ
気楽に地元の人と一杯やりたい”っちゅう人ならアタシも大歓迎じゃ!・・・そのかわりワリぞね(ワリカンですよ)」

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  すとーりー