九時過ぎになって、ようやく電車は、高知駅についた。 「さて、まず”宿泊場所”を確保しなきゃ。」 ようするに、無計画の”ぶっつけ本番”の旅なのだ。 田舎だし、どうせどこも、そんなに、たいして忙しくはないだろう、と、 手結(てい)さんは、ちょっと、なめてかかっていた。
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